在特会に231万円賠償命令 徳島県教組の業務妨害事件


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 事務所に乱入され、暴言をはかれるなどしたとして、徳島県教職員組合と元書記長の女性が、在日特権を許さない市民の会(在特会)と男女10人に約1680万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、徳島地裁は27日、在特会などに計約231万円の賠償を命じた。
 黒田豊裁判長は「狭い組合の事務所に大勢で侵入して居座り、拡声器を使い罵声を浴びせたり、暴行を加えたりした。組合の業務は妨害され、元書記長は人格権が侵害され、相当な精神的苦痛を受けた」と指摘した。
 10人のうち8人は威力業務妨害などの罪で有罪判決が確定している。
(共同通信)