金融リテラシー 高める投資 大和証券【10月4日は「証券投資の日」特集PR】


金融リテラシー 高める投資 大和証券【10月4日は「証券投資の日」特集PR】 大和証券那覇支店の國場幸智支店長
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 今年1月から新NISA制度がスタートし、非課税保有期間が無期限となりました。長期保有が可能となったことは、今般の大きな下落局面において、真価を発揮します。過去のデータからは、投資期間が長いほど、プラスになりやすい結果となっています。株価は上がったり下がったりするものです。今回、史上最大の下げ幅を記録した日の翌日は、史上最大の上げ幅となりました。

 個人投資家の最大の強みは長く持てることです。投資の原則は「長期・分散・積立」。日々の値動きに左右されず、長く持つほど勝率が上がると割り切って積立投資を続けていただければと思います。

▶「怪しい」を見分けるには
 「投資」が身近になった一方で、「投資詐欺」という言葉もよく聞くようになりました。高い利回りや「絶対もうかる」という話にだまされる金融トラブルが他県より多いのが沖縄の特徴です。金融教育や投資経験が、これらの被害防止に有効と考えます。

 有価証券投資をしていると各資産の値動き幅や利回りが分かるようになります。現在(9月18日時点)の日本10年国債利回りは0.8%程度、米国10年債利回りは3%半ば程、東証プライム市場の平均的な予想配当利回りは2%半ば程度、日経平均株価のここ10年の年間騰落率マイナス12%からプラス28%程度、平均でプラス8%程度であるとの知識・経験があれば、「元本保証で高利回り」とうたう、もうけ話に対して違和感を持つことができます。

 この感覚を養うのに一番早い方法が投資に早くから親しむことです。早く始めることでお金に関する感覚や知識を養うことができ、自分を守ることにつながります。

▶地元銘柄で学ぶ
 沖縄は首都圏以外でありながら経済成長を続け、内外からの旺盛な投資を呼び込む数少ない地域ですので、県内上場企業は魅力的と言えます。県民の皆さまに親しまれ、配当利回りが市場平均より高い銘柄も多く、業績も好調です。なじみある地元企業から投資を始めて、金融について学んでいくのも一つの方法です。地元上場企業の決算は地元紙が詳しく報じていますので投資の判断材料にもなりますし、内容について考えることこそが金融教育であり、金融リテラシーの向上につながると思います。

 お金について考えることは人生を強くします。現役世代が抱いている漠然とした将来不安もお金の知識があることが解決の一助になると考えます。保有資産から「働いてもらうお金」である投資にまわす金額を決めて、投資信託、個別株、債券、外貨など年齢や状況に応じたポートフォリオ構築のサポートをさせていただきますので、ぜひご相談ください。