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学びの多い防災施設 嘉陽拓也(那覇・南部班)<ゆんたくあっちゃ~>


学びの多い防災施設 嘉陽拓也(那覇・南部班)<ゆんたくあっちゃ~>
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉陽 拓也

 今年4月、東日本大震災以来13年ぶりに津波警報が発令され、8月には南海トラフ地震臨時情報が出たこともあり、仕事でもプライベートでも、避難のために高層の建物や海抜表示を気にする頻度が多くなったように感じる。

 8月はおもろまちの新都心公園地下にある防災用の備蓄倉庫に入った。長期保存できる水や米、レトルト食品が詰まった段ボールが並ぶ。

 9月は那覇市松山の津波避難ビルを初訪問。1階には食料品店、施設内には市生涯学習課などが設置されているのは、日常的に立ち寄ることで災害時に避難所としてすぐに思い出せる効果もあるという。専門家によると、これだけ多くの機能を備えた施設は全国的にも珍しいという。

 安全な日々では注目されにくいが、実は学びの多い防災施設。災害を正しく恐れる意識を普及するため、防災に関する取材を続けていきたい。

私が書きました
嘉陽 拓也 (那覇市担当)