おやじの魂熱く 豊崎でラブロックフェスティバル


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
熱のこもった演奏と歌声で会場を盛り上げる出演バンド=31日、豊見城市の豊崎海浜公園特設ステージ

 【豊見城】第10回おやじラブロックフェスティバル(主催・豊崎ミュージックフェスティバル実行委員会、共催・豊見城市、琉球新報社)が31日、豊見城市の豊崎海浜公園特設ステージで開幕した。1日まで。初日は10団体が出演した。

 音楽を愛する老若男女が世代を超えて集まり、おやじたちが打ち出す魂のこもったサウンドに酔いしれた。「SAZANNGA9」はサザンオールスターズの名曲で会場を盛り上げ、「ピースパイプ」はギターを軽快に爪弾いてベンチャーズのナンバーを披露した。他にも、懐メロや往年の名曲、昭和ロックなどが次々に演奏され、おやじバンドが舞台で光り輝いた。
 野外ステージの最前列で体を揺らしながら熱狂した金城邦光さん(53)=那覇市=は「どのバンドもプロに負けない実力がある。懐かしの名曲で青春時代がよみがえるようだ」と表情を緩ませた。最終日の1日は午後1時20分開演で、11団体とジョニー宜野湾オールスターズがゲスト出演する。入場料は2千円。高校生以下は無料。