那覇市の国際通りにウルトラマンが登場する。那覇市の翁長雄志市長は12日、同市牧志のてんぶす那覇前に大型ビジョンを設置し、ウルトラマンが主役のAR(拡張現実)コンテンツの特殊映像を制作して放映すると発表した。
大型ビジョンは観光プロモーション映像の放映や、催し、スポーツ中継などで活用する。画面の大きさは縦4メートル、横7メートルの320インチで3月20日に完成予定。なはまちなか振興課によると、これほど大きい多機能の屋外型ビジョンは全国でも珍しい。
映像は那覇の街を破壊する宇宙恐竜ゼットンとウルトラマンが闘う設定で、大画面には目の前にいる人も映り込み、共に闘い、記念撮影なども楽しめる。那覇市役所に登場したウルトラマンに対して翁長市長は「笑われなければ一緒に出演したいぐらいだ」と上機嫌で話した。
大画面で流す特殊映像はこのほかに獅子舞、旗頭、ジンベエザメの計4作品。各作品は30秒から3分程度で、観光客や市民が楽しめるよう日程を組む。