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未来のコンビニ実現へ/3社一問一答


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 三菱商事の中西勝也社長、KDDIの高橋誠社長、ローソンの竹増貞信社長の記者会見での主なやりとりは次の通り。
 ―三菱商事とKDDIが、ローソンを共同経営する意義は。
 中西氏 ローソンが持つ店舗に、KDDIが持つ強固な顧客基盤やテクノロジーを掛け合わせ、従来のコンビニにとどまらない新たなサービスを提供し、生活者にさらなる価値を届けるチャレンジをしたい。
 高橋氏 コンビニは社会インフラとして重要な役割を果たしている。通信の力を活用して命、暮らし、心をつなぐ未来のコンビニを実現する。
 竹増氏 われわれが進んでいく上でKDDIの通信、デジタルが大きなサポートになる。商品デリバリーにはテクノロジーが必要。それをサポートしてもらいたい。
 ―共同経営を決めた経緯は。
 高橋氏 昨年5月に三菱商事から提案があった。未来のコンビニを、通信やデジタルトランスフォーメーション(DX)を活用しながら実現するために手伝えることがたくさんある。
 ―期待することは。
 竹増氏 リアル店舗とテックで社会に貢献したい。究極的にはコンビニとEC(サイト)があれば買い物は成立する。そのためにはテクノロジーが必要で、それを通信でつなぐことが大事だ。テクノロジー分野のスピードを追求したい。