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観光取り組み 9割以上順調 県ロードマップ22年度


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県観光推進本部は9日、観光推進本部会議を開催し、ロードマップに基づいて2022年度に実施した観光振興の各取り組みのうち、91・5%(258取り組み)が「順調」または「おおむね順調」となったと発表した。
 「順調」の合計割合が高いのは、人材育成と人材の確保(94・2%)、脱炭素・グリーンリカバリー(92・9%)、安全・安心・快適でSDGs(持続可能な開発目標)に適応した観光地マネジメント(92・6%)だった。
 一方、成果指標については、22年度の計画値達成率は6割弱にとどまる。成果指標の達成状況は低いが、主な取り組みの多くが「順調」になっていることから、「ミスマッチが生じている施策がある」とした。
 県は今後、県外の観光客や企業へのプロモーションの推進、イベントの促進を図るほか、関係機関と連携しながら人手不足対策にも取り組む。 (與那覇智早)