楽天グループが14日発表した2023年12月期連結決算は、純損益が3394億円の赤字(前期は3772億円の赤字)だった。赤字は5年連続。携帯電話事業で、投資に見合った契約者を獲得できていないことが響いた。赤字額は過去最大だった前期に次いで過去2番目の規模となった。
携帯事業の営業損益は3375億円の赤字(前期は4792億円の赤字)だった。昨年12月末時点の携帯電話の契約件数は596万件となり、22年12月末の446万件に比べて34%増えた。
金融市場の一部では資金繰りを懸念する見方もあるが、三木谷氏は資金調達手段の多様化を進めているとした上で「心配はない」と強調した。
売上高に当たる売上収益は前期比7・8%増の2兆713億円だった。
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楽天赤字3394億円 12月期
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琉球新報朝刊
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