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先発医薬品は 秋に支払い増


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 安価な後発品(ジェネリック医薬品)が既にあり、特許が切れている先発医薬品は、患者の支払う金額を10月から増やす。特許切れ薬の代金の一部を、公的医療保険の対象から外し、新たな患者負担とする制度を始めるため。後発品の利用を促す。
 公的医療保険では、薬の代金の1~3割が患者負担。新たな制度では、まず特許切れ薬と後発品の差額の25%を保険外として患者が支払う。さらに、残る代金の1~3割も負担し、合計の支払いは増える。