新型インフルエンザなどの重大な感染症が発生した際の水際対策として、厚生労働省は15日、検疫体制を強化して発生国からの飛行機を受け入れる「特定検疫飛行場」に、新たに新千歳と那覇の両空港を加える方針を有識者会議で示した。現在は成田、羽田、関西、中部、福岡の5空港。
5空港に次ぐ国際線の発着実績がある新千歳と那覇を追加し、感染症の性質に合わせた柔軟な対応を可能にする。夏ごろの改定を目指す政府行動計画に反映する見込み。
船舶では横浜、神戸、関門、博多の4港が「特定検疫港」に指定されている。
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那覇空港 検疫を強化 感染症対策
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琉球新報朝刊
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