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泡盛仕次古酒 評価員ら審査 4年ぶり、4月発表


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 泡盛の伝統的な熟成技法「仕次ぎ」の継承と発展を目的とした「第4回泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクール」の品質評価会が27日、那覇市の沖縄国税事務所で開かれた。4年ぶりの開催で、42者から63点出品された。
 今回から、飲食店や酒造所を対象とした「くわっちー仕次ぎの部」が新設され、4事業所から出品があった。評価員らが3日間かけて品質を評価し、今年4月に結果が発表される予定。高品質と認められた出品酒には感謝状と記念品が贈られる。
 沖縄国税事務所の松沢玲子所長は「仕次ぎは泡盛に欠かせない大切な文化。コンクールを通して普及発展につなげたい」とあいさつした。 (普天間伊織)