日本経済新聞社が主催する、スタートアップと跡継ぎベンチャー企業の持続的な成長の支援のためのプレゼンテーションコンテスト「第5回スタ★アトピッチJapan」の決勝大会が2月に東京・日経ホールで開かれ、沖縄特別大会(琉球新報社主催)代表としてオキジモ代表取締役の上地佑来さんが出場した。
全国を八つに分けたブロック大会に101社が参加。高評価を得た21社が決勝大会で登壇し、事業の独自性や成長性、社会課題への貢献度を訴えた。
オキジモは沖縄の交通渋滞の課題解決に向け、SNSを活用し、ユーザーの情報提供を基にリアルタイムで交通情報を発信するサービスを展開しており、会員だけでも月間のユーザーは16万人に上る。
発表で上地さんは、サービスをさらに発展させ、ユーザーが簡単に事故や渋滞の情報をマップに投稿できる形に集約し、データを基にした渋滞予測・迂回(うかい)路案内を提供できるようにしたいと説明。県と実証実験をしているライドシェアなどMaaS(次世代の交通サービス)についても拡充していく考えを示し「ゆいまーるの精神でサービスを広げたい」と意気込みを語った。
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交通渋滞解消へ SNS活用 スタ★アトピッチ決勝 オキジモが報告
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琉球新報朝刊
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