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専門学校講師が講話/松島中、11分野の職業学ぶ


専門学校講師が講話/松島中、11分野の職業学ぶ 職業講話で専門学校の講師から説明を受ける生徒ら=1月17日、那覇市の松島中学校(提供)
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 那覇市立松島中学校で1月17日、1年生対象の職業講話があった。県専修学校各種学校協会に加盟する専門学校の講師が、自動車整備やエンターテインメント業界、教育など11分野の職業について紹介した。生徒216人は、仕事内容ややりがいの話に熱心に耳を傾けた。
 講話はキャリア教育の一環で実施。同校はこれまで職業体験を行ってきたが、新型コロナの県内感染状況を踏まえて訪問形式をやめていた。また、職業体験時の教員の負担が大きかったことから働き方改革として同協会に協力を仰いだ。
 生徒は11分野の業種からそれぞれ3分野を選んで講話を聞いた。自動車整備の仕事では、パシフィックテクノカレッジ(宜野湾市)の講師から車のエンジンの仕組みや電気自動車について教わり、ラジコンカーの走行体験をした。木村晴さん(13)は「整備士に憧れている。専門学校への進学も視野に入れたい」と話した。
 歌うことや音楽制作が趣味の吉山花さん(13)は、沖縄ラフ&ピース専門学校(那覇市)の講師でお笑い芸人の元マネージャーから仕事内容ややりがいを聞いた。「カメラマンなど、支える側についてもっと知りたい」と意欲を示した。 (高橋夏帆)