バリ島文化や観光地を見学 新報経済視察団


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 【インドネシア・バリ島で沖田有吾】東南アジア最大の国、インドネシアを巡る琉球新報社主催の2019年海外経済視察団は24、25日の両日、世界的なリゾート地として多くの観光客を集めるバリ島各地を視察した。

 バリ島内のゴア・ガジャ(象の洞窟)遺跡や、ヒンドゥー教徒が身を清めに訪れるティルタエンプル寺院などの文化財を見て回り、優れた景観を誇る棚田の「テガララン・ライステラス」を視察した。幻のコーヒーと呼ばれる「コピ・ルアック」の試飲や、バリ島の観光資源となる舞踊劇「ケチャックダンス」も観劇した。

 沖縄食糧米穀部の田幸正邦部長は、主食の米を三毛作で作っていることや手作業の田植え、刈り取りの様子を見て「米が生活に密着しているのがよく分かる」と感想を語った。観光面でも「文化的な観光資源が多い。ホテルマンの収入が多く地位も高いと聞いて、島全体で観光を大事にしていると実感した」と話した。