くらし

交際、自慰行為の悩みにどう答える? 受けそこねた大人たちが学ぶ性教育講座

交際について「自分がしたくないことは、しなくてもいい」と話す、徳永桂子先生=11日、那覇市泉崎の琉球新報社

 思春期保健相談士の徳永桂子さんを講師に招き「受けそこねた大人のための性教育講座」(琉球新報主催)が11日、那覇市泉崎の琉球新報社で行われた。26人が参加した。徳永さんは「インターネットにあふれる性の情報が簡単に得られる今の時代こそ、本を通して正しい性の知識を伝えることが大事だ」と説明した。

 正しい性器の洗い方、交際、自慰行為、性的少数者(LGBTQA)についてなど、過去に実際に寄せられた中学生の悩みに答える形で、参加者は中学生という想定で進められた。

 自慰行為(マスターべーション)についての質問では「したくない人は全くしなくていいし、したい人はしたいだけしていい。でもインターネットでレイプのような暴力的な映像を見てするのは、脳に誤った回路ができるので注意が必要」と語った。

 将来大切にしたい人と、性行為をする時に暴力を使わないと満足できない可能性が出てくると指摘。「暴力的な映像は3週間に1度くらいにするなど、見方を考えよう」と呼び掛けた。

 また好きな人との交際について「自分がしたくないことはしなくてもいい。断って相手が離れていったら体目当てと思っていい」と述べた。

 那覇市から参加した依田(よだ)はるかさん(44)は「~してはいけない」といった否定形の言葉は使わないという徳永さんの表現の仕方に共感したとし「話し方が分かりやすく勉強になった」と語った。

 徳永さんは、昨年3月まで新報小中学生新聞「りゅうPON!」で性教育の連載を担当していた。



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