子牛初競り、最高176万円 黒島、八重山家畜市場 438頭取引


この記事を書いた人 Avatar photo 高良 利香
県内の先陣を切って開かれた子牛の初競り=13日、石垣市の八重山家畜市場

 【八重山】2020年の子牛の初競りが13日、県内各地の市場に先駆けて黒島家畜市場(竹富町)と八重山家畜市場(石垣市)で開かれた。最高値(税込み)は黒島で同市場過去最高の176万1100円、八重山では158万5100円を付けた。

 平均価格(同)は黒島が68万3742円、八重山は63万3133円だった。税率が異なるが、19年の初競りに比べて黒島は6万5315円、八重山は10万1345円それぞれ安かった。JAおきなわ八重山地区畜産振興センターによると、全国的に牛の価格が下落している影響だとみられる。

 13日は両市場で438頭、総額約2億8399万円の取引があった。八重山では14日も競りがあり、424頭が競りにかけられる予定。