【東京】2019年度(第74回)文化庁芸術祭賞の贈呈式が13日、東京都のリーガロイヤルホテル東京であり、大衆芸能部門の大賞に選ばれた舞台「五月九月(ぐんぐぁちくんぐぁち)」東京公演を上演した琉球芸能大使館の富田めぐみ代表と、音楽部門優秀賞の照喜名朝國さんに賞状が贈られた。
琉球芸能大使館で「五月九月」の演出を担当した富田さんは「琉球芸能の素晴らしさそのものと、楽しめる大衆芸能としての両面から評価いただけたことがうれしい。芸能を伝えてきてくれた先人への感謝の気持ちを込めて皆で喜びたい」と話した。
照喜名さんは「贈呈されて初めて実感した。これからも気を引き締めて頑張りたい。父・朝一に追い付きたいとの一心でやってきて、父と同い年にいただいた。今の父に追い付くためにはこれから40年かかる。精進したい」と語った。