コロナ、那覇市の70代男性死亡 糖尿病の持病あり 新たな感染者は12日連続ゼロ【5月12日】


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 沖縄県は12日、新型コロナウイルスに感染し県内の医療機関に入院していた那覇市の70代男性が11日に死亡したと発表した。県内での死者は6人目。

 11日から12日にかけて新たに実施した43件のPCR検査のうち新たな感染者は確認されなかった。新規感染者ゼロは12日連続。

 11日に死亡した男性は、3月29日に発熱などの症状が出て、4月4日にPCR検査で陽性が判明し入院。入院5日後に重症となったため別の医療機関に転院し治療を続けていた。男性は糖尿病の持病があったほか、心疾患もあったとの情報もある。詳細な死因、感染経路は調査中。

 12日時点の入院者数は30人。うち重症は4人。医療機関からの退院は11日から8人増え、さらにホテル療養1人、自宅療養1人も療養が終了し計10人が入院勧告解除となり回復者となった。県内の累計感染者数は143人で、12日時点で7割にあたる107人が回復している。