沖縄の新たなコロナ感染は48人 12日ぶりに50人下回る【8月15日】


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県は15日、新型コロナウイルスに新たに48人が感染したと発表した。県内累計感染者数は1558人となった。1日当たりの感染者数は12日ぶりに50人を割り込んだものの、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は42・97人で、15日連続全国最多となった。また、県は浦添市の保育園で保育士ら職員9人の感染が確認された件について、新たにクラスター(感染者集団)と認定。人数は確認中としている。県内でのクラスターは14例となった。

 県は15日、橋本岳厚生労働副大臣が16日午前に県庁を訪問し、玉城デニー知事と面談すると発表した。国の医療支援態勢などについて話し合うとみられる。

 県の糸数公保健衛生統括監は、基地従業員の感染が新たに2人確認されたと発表した。この日の感染者数については「いい方向だ。(県民の)行動抑制の効果が出てきている可能性がある」との見方を示した。

 重症者用の病床数について、前日の28床から31床に増えたと発表。県の警戒レベル判断指標の一つである「重症者用病床占有率」は前日の60・7%から54・8%に改善されたとした。米軍関係の新規感染者は嘉手納基地で3人が確認され、累計335人となった。