沖縄の病床占有率、82.8%に上昇 県が14日にコロナ対策会議


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 県は13日、県内で10歳未満から80代の男女20人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県が警戒レベルを判断する7指標のうち、病床占有率はさらに高まり、82・8%に達した。

 県は患者の増加で県内の医療体制が厳しい状況にあるとして、14日に対策本部会議を開き、休業要請や時短営業など強い措置を含めて対応を検討する。

 新規感染者のうち12人が接触感染と推定され、内訳は家庭内が6人、職場が4人、飲食会食が1人、確認中が1人。県によると、飲食会食の場での感染者は「忘年会をやっていた」と説明しているという。

 接触感染以外の8人は経路不明で調査中。

 行政検査は197件で5人の陽性、保険診療で15人の陽性が判明した。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は17・23人で全国7位。感染者の累計は4805人。米軍関係の新たな感染者の報告はなかった。累計は637人となっている。