OISTがワクチン職場接種へ 恩納村民も対象予定


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 【恩納】恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)は7月上旬から、学生や教職員、その家族らを対象に新型コロナウイルスワクチンの職場接種を始める。政府から支給される米モデルナ製のワクチンを使用する。

 学校関係者の接種終了後、地域貢献として恩納村民にも対象を拡大する予定で、合わせて約3千人に接種する計画だ。

 接種場所は同校講堂。学内のクリニックや保健センター、金武町内のクリニックの医師や看護師らが接種を担う。学生と教職員合わせて千数百人と、その家族らが任意で接種を受け、8月後半までに2回目の接種終了を想定している。

 残ったワクチンが村民向けとなる。対象人数や予約方法などの詳細は、学校関係者の接種終了後に検討し、広報する。