大宜味村長選 村議の友寄氏が出馬意向 8年ぶりの選挙戦へ


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友寄 景善氏

 【大宜味】来年9月に予定されている大宜味村長選に、村議の友寄景善氏(66)が立候補する意向を22日までに固めた。本紙の取材に明らかにした。現職の宮城功光氏(70)も3選を目指して出馬の意向を表明しており、8年ぶりの選挙戦になる見通し。

 友寄氏は旧塩屋小跡地活用事業で、村がバナメイエビ養殖事業を許可した過程などに触れ「現村政は不透明感が漂っている」と指摘。「村民の声を聞き村民と共に輝く村を目指して頑張りたい」と述べた。具体的な政策発表は「しかるべき時期に行いたい」とした。

 友寄氏は1955年2月生まれ、村上原出身。琉球大卒。80年に村役場に採用され経済課長や教育長などを歴任した。18年に村議選で初当選し、現在1期目。
 (長嶺晃太朗)