大道敦氏が出馬の意向 4月、久米島町長選


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大道敦氏

 【久米島】4月17日投開票の久米島町長選に、化粧品製造会社代表で久米島商工会会長の大道(おおみち)敦(あつし)氏(64)が出馬の意向を固めたことが12日までに分かった。今月中に正式表明する見通し。

 大道氏は取材に「これまでのノウハウと経験を生かし、観光・商工業などの経済を立て直したい。民間の活力で町政を変えたい」と述べた。

 大田治雄町長(66)は任期満了に伴って引退することを表明。副町長の桃原秀雄氏(62)が後継として町長選出馬を表明したほか、町議会副議長の吉永浩氏(41)も町長選への立候補を予定している。

 町長選は16年ぶりの選挙戦となることが見込まれ、大道氏の出馬意向により三つどもえの構図となる可能性が出てきた。

 大道氏は1957年9月7日生まれ。町儀間出身。久米島高卒。理美容室経営などを経て、2001年に化粧品製造のポイントピュールを創業。21年6月から久米島商工会会長。 (照屋大哲)