沖縄県は3日、新たに1326人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。14日連続で前週の同じ曜日を下回った。宮古島市の90代女性と那覇市の70代女性が死亡したことも公表した。累計の死者数は462人となった。
宮古島市の90代女性は入院中の5月6日に感染が分かり、同月10日に死亡した。病院内で感染したという。ワクチンは3回接種していた。
那覇市の70代女性は5月17日に感染が判明し、同月27日に死亡した。施設療養中だった。ワクチンは未接種だった。
新規感染者の年代別は40代が最多の237人。10歳未満と30代が224人、10代が210人、20代が143人、50代が99人と続いた。
病床使用率は43・2%、重症者用病床使用率は16・7%で、いずれも2日より下がった。
2日までの1週間の人口10万人当たり新規感染者数は606・01人で全国1位が続いている。全国平均は119・33人。
米軍関係は新たに60人の感染が報告された。基地別で最多はキャンプ・ハンセンの13人。 (稲福政俊)