沖縄コロナ1326人 14日連続で前週より減る 死亡2人(6月4日朝) 


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オミクロン株の電子顕微鏡写真

 沖縄県は3日、新たに1326人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。14日連続で前週の同じ曜日を下回った。宮古島市の90代女性と那覇市の70代女性が死亡したことも公表した。累計の死者数は462人となった。

 宮古島市の90代女性は入院中の5月6日に感染が分かり、同月10日に死亡した。病院内で感染したという。ワクチンは3回接種していた。

 那覇市の70代女性は5月17日に感染が判明し、同月27日に死亡した。施設療養中だった。ワクチンは未接種だった。

 新規感染者の年代別は40代が最多の237人。10歳未満と30代が224人、10代が210人、20代が143人、50代が99人と続いた。

 病床使用率は43・2%、重症者用病床使用率は16・7%で、いずれも2日より下がった。

 2日までの1週間の人口10万人当たり新規感染者数は606・01人で全国1位が続いている。全国平均は119・33人。

 米軍関係は新たに60人の感染が報告された。基地別で最多はキャンプ・ハンセンの13人。 (稲福政俊)