沖縄コロナ死者3人 感染1414人、人口比ワースト続く(6月16日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は15日、新型コロナウイルスの新規感染者は1414人だったと発表した。5月に感染者3人が死亡していたことも報告した。累計の死者数は476人となった。

 感染後に死亡したのは豊見城市の40代男性、那覇市の70代男性、那覇市の90代女性の3人。40代男性は基礎疾患があり、入院中の5月9日に感染が判明、10日に亡くなった。県によると、40代の死者は7人目。

 70代男性は施設に入所中の5月19日に体調を崩して入院し、同日中に死亡した。90代女性は入院中の5月23日に感染が分かり、24日に死亡した。

 新規感染者は前週比で9・2%減少した。前週の同じ曜日を下回るのは2日連続。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は584・4人で、全国平均81・15人の7・2倍。全国ワーストが続いている。

 県は新規クラスター3件の発生も報告した。

 北部の事業所が実施した研修会で13人が感染した。八重山の保育園で10人、石垣市内の職場で7人のクラスターがあった。

 米軍関係は新たに47人の感染が報告された。(稲福政俊)