沖縄コロナ1268人感染 病床使用38% 医療者欠勤も高止まり(6月19日朝)


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 沖縄県は18日、10歳未満から100歳以上の1268人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、5月に那覇市内の社会福祉施設で計45人が感染するなどのクラスター(感染者集団)3例を報告した。

 18日の感染者のうち、年代別では最多が10代の263人で、続いて10歳未満が204人、30代が203人など。入院患者は248人で、県全体の病床使用率は38・6%。圏域別は本島45・6%、宮古3・0%、八重山6・8%となっている。

 施設内感染により県対策本部が支援に入っている社会福祉施設は計67カ所で、施設内療養者などは高齢者施設61カ所で250人、障がい者施設は6カ所で3人となっている。高齢者施設では7人が酸素投与を受けているという。

 重点医療機関で感染などによる欠勤者は388人。6月は新規感染者の高止まりに連動して、医療者の欠勤も350人以上が続いている。

 米軍関係の感染は15人だった。 (嘉陽拓也)