沖縄コロナ831人、8人死亡 中部病院で29人クラスター(9月14日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は13日、10歳未満から百歳以上の831人が新たに新型コロナウイルスに感染したとともに、基礎疾患により入院していた50代女性を含む、50代から90歳以上の男女計8人が感染後に死亡したと発表した。

 感染者の年代別では10歳未満が169人と最多だった。入院患者は302人と減少が続いてる。病床使用率は県全体で41・9%となり、圏域別では本島47・6%、宮古13・6%、八重山は16・7%だった。

 県病院事業局は同日、県立中部病院で8月24日から計29人が感染するクラスター(感染者集団)1件が発生し、入院患者1人が死亡したと報告した。クラスターはまだ収束していないという。

 県からも新たなクラスター8件が報告された。いずれも那覇市内の社会福祉施設で、6~8月に発生し、1施設で46人が感染した施設もあった。

 米軍関係の感染は17人だった。 (嘉陽拓也)