10日午後8時半ごろ、沖縄本島各地の上空で夜空を流れる火球の目撃が相次いだ。午後9時現在で沖縄気象台や那覇空港事務所、沖縄防衛局は琉球新報の取材に特に異変などの情報は入っていないと回答している。同時間帯は海外のロケットの一部が大気圏に再突入するとの情報があり、その破片が大気の層にぶつかり、燃えながら落下したとみられている。
今帰仁村では、北の方向に向かって光の筋を描きながら進行していく様子が見られた。沖縄市の目撃者は西から東に向かって移動していったと話した。このほか国頭村や沖縄市、那覇市、浦添市など各地で目撃情報が寄せられている。ジェット機のような音を聞いたという情報もある。
4月19日〜5月28日はみずがめ座η流星群の見られる期間となっているが、今の所光球との関係は不明。目撃者が撮影した動画では、長い光の筋を帯びながら夜空を進む様子が見て取れる。