全国高文祭 新城さん(浦添)放送で朗読優秀賞


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放送部門で受賞し、喜びの表情を見せる(左から)新城星華さん、新垣巴菜さん、比嘉美月さん=3日、広島市の広島国際会議場

 【広島で塚崎昇平】第40回全国高校総合文化祭広島大会では最終日の3日、県勢が放送、囲碁、合唱部門などで活躍した。放送では新城星華(せいか)さん(浦添高3年)が朗読部門で優秀賞(ブロック1位)を受賞した。那覇国際高の比嘉美月さん(2年)と新垣巴菜(はな)さん(同)もビデオメッセージ部門で審査員特別賞を受賞した。囲碁では女子個人戦で石嶺昌子さん(那覇国際高2年)が6位に入賞した。

真剣な表情で対局に臨む石嶺昌子さん=3日、尾道市のびんご運動公園健康スポーツセンター

 新城さんは朗読部門で、金城浩二氏の著書「てぃだかんかん―海とサンゴの小さな奇跡―」の一節の朗読を披露。新城さんは「沖縄の自然の美しさを伝えたくて、この作品を選んだ」と話した。比嘉さんと新垣さんは短編映像作品「なんくるないさぁ」を出品した。比嘉さんは「撮影に協力してくれた先生や出演者に感謝したい」と喜びの声を述べた。

 囲碁で6位になった石嶺さんは「緊張したが、普段通りの力を出せた。他府県の生徒とも交流できて良い機会になった」と述べた。

 廿日市市であった合唱部門には開邦高が参加。沖縄民謡の組曲「『風の話』~わらべうたによる季節めぐり~」を披露した。