夜のゴルフ場が思いのほか快適だった件 PGM沖縄でナイトゴルフを体験してみた【PR】


夜のゴルフ場が思いのほか快適だった件 PGM沖縄でナイトゴルフを体験してみた【PR】 ナイター営業を始めたPGMゴルフリゾート沖縄
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 東シナ海を見渡せるチャンピオンコースを擁するPGMゴルフリゾート沖縄(恩納村)が8月1日から夜のナイターゴルフ営業をスタートさせた。沖縄県内ではショートコースのナイターはあるが、18ホールの本格コースでのナイター営業は県内で初めてという。PGMゴルフリゾート沖縄は正式スタートを前にした7月末、県内メディアを招待して体験会を開いた。参加してみると、思った以上に夜のゴルフは快適だった。

 ナイターはなにより太陽を浴びないため日中よりも断然涼しい。日中にPGMでプレーしたこともあるが、夏場の日中ゴルフは汗びっしょり。上着もぐっしょりになるところ、ナイターはさらっとして心地いい。熱中症予防で水分・塩分補給が欠かせないのが、ナイターだと補給する水の量も日中よりもとても少なくて済んだ。

 体験会の当日は風が強めで球も流されがちだったが、コースを照らすLED照明により、むしろ日中よりも球を追いやすい印象だ。グリーン上の芝目も日中よりも際立って見えてくる。

 ただ、ラフにそれてナイターのライトが届きにくいところに入ると球探しは一転、難渋する。懐中電灯を携行した方がいいと感じた。ライトに向かうと逆光になるのにも工夫が必要だ。

 

 PGMの担当者は「日没後に行うナイターゴルフは気温が下がって熱中症の危険が低くなるのが大きな利点。日焼けをしないので女性にもおすすめ。ナイターゴルフを沖縄での新しいゴルフスタイルとして位置づけていきたい」とPRする。「2026年にはゴルフ場隣にホテルが建つ予定だ。日中やナイターでゴルフを楽しみ、夜はホテルで休んで翌朝もまたゴルフとゴルフ三昧を満喫してもらえる」とナイターの利点も強調した。

 運営するパシフィックゴルフマネージメント(PGM、東京)は全国で148カ所のゴルフ場を保有・運営受託している。これまでに全国で6コースでナイター営業をしてきた。8月1日からは沖縄のほか、岐阜県多治見市のコースでナイター営業を拡大した。

 PGMゴルフリゾート沖縄は地元客、観光客からも人気のゴルフ場で予約が取りづらい状況が続いている。土日祝日は40組待ちもあるという。そのため、より多くの利用客にプレーを楽しんでもらうため、ナイター営業も拡大させた。

 ナイターは1日25~30組を受け付ける。1ラウンドは午後4時から5時半のスタート、ハーフプレーイは5時半から6時までのスタートとなり、上がりは午後10時。1ラウンドの料金は、平日で県内在住者1万円(税込)、県外在住者は1万3千円(同)。土日祝日は県内1万5千円、県外1万9千円。ハーフは県内外とも6500円。

 PGMによると、既にナイター営業を展開している全国6ゴルフ場の利用者層をみると、日中は50代以降が多くを占めるが、ナイター利用者は逆転して圧倒的に20~40代が多く若年層の利用が目立つという。若年層のゴルフ利用者拡大に向けた方策としてもナイター営業を位置づけている。

(PGM提供)

 PGMゴルフリゾート沖縄はかつての「沖縄国際ゴルフ倶楽部」で、青木功プロが改造監修を手掛けて2017年11月から名称変更してグランドオープンした。ハイビスカスとデイゴ、ブーゲンビレアの3コース27ホールを擁するチャンピオンコース。ナイターはブーゲンビレアとハイビスカスの2コースが対象だ。

 2026年にはゴルフ場に隣接して「PGMホテルリゾート沖縄」もオープンする予定だ。

 PGMゴルフリゾート沖縄など全国でゴルフ事業を展開するパシフィックゴルフマネージメントは、遊技機メーカー大手の平和の連結子会社。ゴルフ場運営のほか、霊園やホテル高速道路のサービスエリア内レストラン・売店の事業も手がけている。