台風11号発生 日本付近に三つ 沖縄本島地方は10号に警戒を


この記事を書いた人 松永 勝利

 気象庁によると20日午前10時半ごろ、日本の東の海上で台風11号が発生した。現在日本付近には台風9号、10号、11号があり、そのうち10号は時速25キロの速さで沖縄本島へ向けて進んでいる。
 沖縄本島地方に向かっている台風10号は同日午前9時には八丈島近海にあり、時速25キロの速さで西南西へ進んでいる。中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。同日午後9時には潮岬の南南東約320キロの北緯30度40分、東経136度40分を中心とする半径60キロの円内に達する見込み。沖縄気象台によると、23日以降に本島北部地域が強風域に入る可能性があるという。
 20日午前10時半に日本の東で発生した台風11号は、時速45キロの速さで北西へ進んでいる。中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の北東側390キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。【琉球新報電子版】