起震車で震度7体験 総合事務局が防災啓発の展示


この記事を書いた人 松永 勝利
起震車で震度7を体感する来場者=1日午前、北中城村のイオンモール沖縄ライカム

 「防災の日」の1日、沖縄総合事務局(能登靖局長)は北中城村のイオンモール沖縄ライカムの1階で、防災啓発イベント「9月1日は防災の日」を開いている。同日午後5時まで。熊本地震や東日本大震災の様子を展示しているほか、起震車を使い震度7が体験できるイベントなども行われている。
 会場では津波が到達した午後3時18分で止まったままの宮城県山元町の山下第二小学校の時計や、損壊した岩手県宮古市の「津波浸水想定区域」の小型標識などを展示した。買い物客が足を止めて展示に目をやる姿が見られた。
 起震車で震度7を体験した杉村博さん(44)=沖縄市=は「桁違いの揺れ。余震の間に出入り口付近に移動するなど、早めの対応が必要だと感じた」と話した。【琉球新報電子版】