地元産の甘味がいっぱい なんじょうスイーツ祭


この記事を書いた人 松永 勝利
南城市の農作物などを使ったスイーツを買い求める来場者ら=11日午後、南城市知念久手堅のがんじゅう駅・南城

 【南城】南城市観光協会(宮城源幸会長)は11日、市内で作られた果物などを使った菓子類を販売する「なんじょうスイーツ祭」を市知念久手堅のがんじゅう駅・南城で開催した。市内で営業する菓子店など9店舗が自慢のスイーツを並べ、来場者の目を引いていた。
 催しを企画した市観光協会の安次富梨乃主任によると、市内では農作物や乳製品が豊富に生産されており、出店者らはクレソンや月桃を使ったシフォンケーキやモズク入りのクッキーなど独自の商品を多数販売した。スイーツ教室も実施され、市内の小中学生らがマンゴーを使ったフルーツタルト作りに挑戦した。
 安次富主任は「南城市では多くの農作物が採れるため、それを使ったお菓子を販売する店も多い。市の魅力が詰まった商品を市内外にPRしたいと思い、スイーツ祭を企画した。多くの人に市のお菓子を楽しんでもらいたい」と話した。【琉球新報電子版】