県内景気、14期連続プラス 景況天気も「晴れ」を更新 沖縄公庫7~9月


この記事を書いた人 金城 美智子

 沖縄振興開発金融公庫は13日、2016年7~9月期の県内企業景況調査を発表した。前年同期に比べて景気が「好転」していると答えた企業の割合を示す業況判断指数(DI)は、プラス6・7となり14四半期連続プラスとなった。好調な観光需要を背景に飲食店・宿泊業が大幅に拡大するなどして、景況天気も14四半期連続で「晴れ」と、いずれも連続記録を更新した。

 業種別の業況判断DIは「飲食店・宿泊業」が前期(4~6月期)より38・4ポイント好転し、プラス70・4と過去最高を記録した。

 前期からマイナスに転じたのは「情報通信業」でマイナス26・3、「サービス業」がマイナス6・0だった。前期にマイナス20・6だった「運輸業」と、マイナス1・5の「製造業」は改善して「もちあい」となった。
【琉球新報電子版】