青春真っ盛り おやじロック最終日、11団体が熱演


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
熱のこもった演奏で会場を盛り上げるRental catのメンバー=6日午後、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇

 「第11回おやじラブロックフェスティバル」(同実行委員会主催、琉球新報社共催、特別協賛・沖縄銀行、EY税理士法人)の最終日が6日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、4500人(主催者発表)が詰め掛けた。観客は体を揺らしたり、拳を振り上げたりしながらロックのリズムを刻んだ。2日間での来場者数は約8400人。琉球新報社は合計1500部の速報を配布した。

 最終日は11団体が出演。ロックはもちろん、ロカビリーやフォークソングまで、“おやじたち”が情熱を込めて奏でるリズムに観客は熱狂した。

 3回目の出演となった「The After」は色気と力強さを兼ね備えた女性ボーカルの声に観客はうっとり。「SAZANGA9」がサザンオールスターズのナンバー「エロティカ・セブン」「勝手にシンドバッド」を演奏すると、会場は頭の上でタオルを振り回す人や、共に熱唱する人などで、熱気に包まれた。

 初来場した大嶺伸(しん)さん(49)=浦添市=は「青春時代に聴いていた音楽ばかり。来年からも必ず参加したい」と笑顔を見せた。