
東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、東村高江の住民31人が国を相手に工事の差し止めを求める訴訟(本案)の第1回口頭弁論と、同訴訟の判決が出るまでの間の差し止めを求める仮処分申し立ての第2回審尋がそれぞれ10日、那覇地裁(森鍵一裁判長)であった。住民側弁護団によると、森鍵裁判長は仮処分申し立てについて、11月24日の第3回審尋で終結する方針を示した。工事完了前には、仮処分を認めるかどうかの決定が出る見通し。
国は本案では、訴えの棄却を求めた。【琉球新報電子版】