普天間爆音 判決、差し止め認めず 損害賠償24億円支払い命じる


この記事を書いた人 金城 美智子
第2次普天間爆音訴訟判決前に法廷に入る普天間爆音訴訟の原告ら=17日9時54分、沖縄市知花の那覇地裁沖縄支部

 米軍普天間飛行場の周辺住民3417人が、騒音の発生源である米軍機の実質的な飛行差し止めや過去、将来分の損害賠償を求めた第2次普天間爆音訴訟判決が17日午前、那覇地裁沖縄支部(藤倉徹也裁判長)で言い渡された。藤倉裁判長は差し止めの訴えを退け、24億5800万円の損害賠償支払いのみを命じた。日米両政府の「普天間基地提供合意」の違憲無効確認や、国が爆音を放置していることの違憲確認の訴えは退けた。
【琉球新報電子版】