沖縄県立高校で卒業式 久米島高、離島留学生も巣立つ


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卒業証書を受け取る久米島高校の卒業生たち=1日、久米島町の久米島高校

 沖縄県内60の県立高等学校で1日、卒業式があった。全日制、定時制、通信制を合わせて13684人が新たな進路に旅立つ。16の特別支援高では高等部、専攻科を合わせて317人が卒業する。

 創立70周年を迎えた久米島高校(前川守克校長)では、生徒が描いた舞台絵、園芸科の生徒らによる「門出」の花文字で飾られた舞台で、69期の卒業生82人が卒業証書を受け取った。

 同高では離島留学制度の第1期4人も卒業を迎えた。答辞で普通科の宮里陽さん、喜友村佑貴さんと共に舞台に立った園芸科の中村柊真さん(18)=神奈川県出身=は「不慣れで不安だった私を支えてくれた里親さんはじめ多くの方々のおかげで、久米島高校を選んで心から良かったと思う」と感謝した。【琉球新報電子版】