
沖縄21世紀ビジョンの改定内容を議論する県振興審議会の第3回観光・交流産業部会(平田大一部会長)が15日午前、県庁で開かれ、改定案を取りまとめた。沖縄の文化資源を継続的に発展させて産業化していくため「質を確保するとともに芸術性」を高めていくとの記述を新たに盛り込んだ。
富田めぐみ専門委員(琉球芸能大使館代表)は「沖縄がすでに持っている伝統文化と新技術をどう組み合わせ、バランスを取って産業化していくのかを、実施計画の中で加えてほしい」と要望した。
改定案は30日に開催される県振興審議会で翁長雄志知事に答申して方針を決定する。
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