NTTで小中生 最先端技術見学 新報サイエンスクラブ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
スポーツ選手に近い臨場感を体験するサイエンスクラブのメンバー=28日、東京都武蔵野市のNTT武蔵野研究開発センタ

 沖縄県内の小中学生による自然や動植物などの調査・研究を支援する「新報サイエンスクラブ」(琉球新報社主催、沖縄美ら島財団共催、NTT西日本沖縄支店特別協賛)は28日、東京都武蔵野市の「NTT武蔵野研究開発センタ」で見学ツアーを実施した。本年度メンバーの小中学生から選出された2人が参加し、最先端技術や電信電話の歴史、技術について見学した。

 見学ツアーは、NTT西日本沖縄支店の特別協賛により実現。参加者らはスポーツ選手の目線に近い臨場感を体験できる視聴技術など最先端の研究を見学した。また、「NTT技術史料館」を訪れ、電信電話の仕組みや変遷、光ファイバー技術などについて学んだ。

 参加した伊良波小学校4年の眞榮城綾香さん(10)は「沖縄ではできない貴重な体験ができた」と目を輝かせて話し、名護中学校2年の河地悟有さん(14)は「自分も将来は研究者になりたい」と意気込んだ。