志良堂 仁 
県内のパティシエ（洋菓子職人）が技を競う「２０１７おきなわ洋菓子コンテスト」（県洋菓子協会主催）が１０日、宜野湾市の学校法人ＳＯＬＡ沖縄学園を会場に開催された。実技の部でオキナワマリオットリゾート＆スパ（名護市喜瀬）の安慶名貴恵さん（３７）＝うるま市＝が最高賞の金賞と日本洋菓子協会連合会会長賞を受賞した。安慶名さんは来年５月に福岡県で開催される全九州洋菓子技術コンテストに沖縄代表として出場する。
おきなわ洋菓子コンテストは今回、制限時間内に作品を仕上げる「実技の部」に加え、あめやチョコ、ケーキなどを事前に作った持ち込み作品による審査も行われた。
あめ細工でカメレオンやバラの花を表現した安慶名さんは「昨年は実技の部で３位だった」と振り返り、今回の最高賞に「うれしい」と笑顔を見せた。全九州洋菓子技術コンテストに向けては「１位を目指したい」と意欲を見せた。【琉球新報電子版】
