教育

災害時の使用 考えよう モバイルプリンスの知っとくto得トーク[76]


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9月6日未明、推定マグニチュード6.7、最大震度7を記録する地震が北海道を襲った。この地震で道内の火力発電所が停止したため、大規模な停電が発生する事態となった。

この停電のため、携帯電話の電波を受け取る「基地局」の動きも止まり、一時携帯電話・スマートフォンが使えない地域も出てきたんだ。

 


北海道、本当に大変そうでしたね。
 


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今回は「NTTの方からの情報です。只今道内全域で停電しているため電波塔にも電気がいかない状況なので携帯電話もあと4時間程度したら使えなくなる可能性がでてきたそうです。なるべく1人で行動せず家族や仲間、友人などと共に複数で安全な場所に避難してください」とした情報が広がった。

しかしながら、この情報は正しくない。

電波塔(基地局)はさまざまな種類があり、停電とともに止まる小さいものもあれば、自家発電で数日は動くものもある。なので、停電イコールすぐに使えなくなる訳ではない。

 


そうなんですね。
 


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ただ、いくつかの小さい基地局が止まることで、つながりが悪くなったり、電波が入らず「圏外」になったりする場所も出てきた。

携帯電話・スマートフォンは圏外になると、電波を探すために内部で動き続け、電池の消費が激しくなるんだよ。

停電で充電ができない上、圏外になることで余計に電池の減るスピードが増す。不安感は相当増したと思う。

 


そうした場合はどうしたらいいですか?
 


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基地局が使えなくなって圏外になると、こちらの設定でどうにかなるものでもない。

そのため「思い切って電源を切る」「機内モードを設定する」などして、基地局が復活したらすぐに使えるように携帯電話・スマホの電池を節約していた方がいいんだよ。

 




イラスト・小谷茶(コタニティー)



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携帯電話・スマートフォンは、連絡を取ったり情報を入手したりと便利である一方、電池が切れたり、基地局が使えなくなったりすると、うまく活用できなくなる。

だからこそ適切な使い方を学ぶと同時に、災害用の携帯ラジオなど他のグッズの準備もしっかりと行い、災害に備えよう。

 




【プロフィル】

 モバイルプリンス / 島袋コウ 沖縄を中心に、ライター・講師・ラジオパーソナリティーとして活動中。特定メーカーにとらわれることなく、スマートフォンやデジタルガジェットを愛用する。親しみやすいキャラクターと分かりやすい説明で、幅広い世代へと情報を伝える。

http://smartphoneokoku.net/