経済

那覇空港の高架道路延伸へ 交通混雑の緩和図る

 利用者の増加が続く那覇空港の混雑緩和を目指し、内閣府沖縄総合事務局などが2019年度から、空港内道路の改良に着手することが29日、分かった。現在、国内線旅客ターミナルビル3階の到着ロビーに接続されている高架道路を、北側の国際線旅客ターミナルビルまで延伸する。地上部分の道路も直線的に改良する。


 高架道路の延伸に向けた実施設計費と、地上部の道路を直線化する工事費用などとして19年度当初予算で2億2千万円を計上した。

 高架道路の延伸に関連し、18日にオープンした際内連結ターミナルは既に道路の接続が可能な構造となっている。国際線旅客ターミナルビルは改良が必要になるとみられる。

 地上部分の道路改良については、際内連結ターミナルや国際線旅客ターミナルビルの前にも、国内線ターミナルビル前のような島状の接車帯を設けることも含めて検討する。

 那覇空港の構内道路は自家用車やレンタカー利用者を送迎するバス、タクシーなどで慢性的な混雑が続く。第2滑走路の運用開始を来年3月末に控えて利用者のさらなる増加が見込まれる中、観光客などへのサービス低下や安全性の面からも対策が課題となっていた。

 那覇空港では駐車場の増設なども計画されているほか、国際線旅客ターミナルビルの隣接地でCIQ(税関・出入国管理・検疫)施設の建設や、駐機場の拡張も行われている。