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東京聖火リレー トーチなど展示 琉銀牧港支店


東京聖火リレー トーチなど展示 琉銀牧港支店 1964年東京五輪聖火リレーのトーチを手にする宮城勇さん=10日、琉球銀行浦添・牧港支店
この記事を書いた人 Avatar photo 当間 詩朗

 琉球銀行浦添・牧港支店ロビー展「平和の祭典オリンピック トーチの軌跡」が開かれている。10月4日まで。1964年と2020年東京五輪の沖縄聖火リレー走者を務めた沖縄国際大学名誉教授の宮城勇氏(82)が実際に使用したトーチやユニホーム、記念銅像など関係資が展示されている。

 宮城氏は「パリ五輪は終わったが、資料を目にすると60年前の(東京五輪の)興奮や感動が鮮明によみがえってくる」と多くの来場を呼びかけた。

 ロビー展開催は同支店の渡久地卓支店長が顧客の宮城氏に呼びかけたことがきっかけ。那覇市が1964年東京五輪聖火リレーの国内第一到着地であったことから、同市への記念碑設置を目指す活動に取り組んでいる宮城氏は「記念碑は多くのアスリートや子どもたちに誇りと勇気を与えるシンボルになるはずだ。今回のロビー展を通して、五輪や平和の素晴らしさが伝わればうれしい」と述べた。

 (当間詩朗)