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護岸で資材移動 市民ら海上抗議


護岸で資材移動 市民ら海上抗議 クレーンでつり上げられる鉄板=1日、名護市の辺野古崎付近
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 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、辺野古崎周辺の護岸で1日午前、クレーン車が鉄板の撤去や石材の移動をする様子が確認された=写真。同日、海上抗議行動をしたヘリ基地反対協議会海上行動チームのメンバーは、辺野古崎に近いK5護岸の工事着手に向けた準備工事の一環とみて警戒を強めている。
 同チームは午前中、基地建設が進む辺野古崎周辺や大浦湾の沖合で、船とカヌーを使い抗議した。
 カヌーで参加した牧瀬茜さん(46)=東京都=は「石が海に落とされる様子を見て悲しく申し訳ない気持ちだ」と声を落とした。大浦湾側の石材投入は午後も実施された。 (武井悠)