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<はと笛>


<はと笛> 神倉神社の「お灯まつり」で、燃えさかるたいまつを手にする男衆=6日夜、和歌山県新宮市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 ○…和歌山県新宮市の神倉神社で6日、伝統の火祭り「お灯(とう)まつり」があり、白装束の男衆が燃えさかるたいまつを手に山の急な石段を駆け降り、暗闇に炎の帯を浮かび上がらせた。
 ○…男衆は、腰に荒縄を巻き、わらじ履きの勇ましい姿で山の頂付近にあるご神体の「ゴトビキ岩」前に集合。開門と同時に、火の粉を散らし雄たけびを上げながら下山した。
 ○…お灯まつりは約1400年の歴史があるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。