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お盆Uターンで混雑 交通正常化「ほっとした」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 台風7号の関東への最接近から一夜明けた17日、東京―名古屋間で計画運休をしていた東海道新幹線は始発から再開し、東北・上越・北陸・山形・秋田と山陽の各新幹線も通常運転となった。鉄道や空の便はお盆のUターンで混雑。予約を振り替えた人も多く、乗客からはダイヤ正常化に「ほっとした」との声が聞かれた。
 東京駅では朝から新幹線の切符を買う人の長い列ができた。さいたま市の男性会社員(41)は16日から旅行の予定だったが飛行機が欠航。旅程を変更し17日の新幹線を予約した。「今日も遅れないか心配だった」と再開に安堵(あんど)した様子だった。
 新千歳空港では制限エリア内の売店から「はさみがなくなった」との連絡があり、17日午前から昼過ぎにかけ保安検査が一時中断。混雑するターミナルビルで利用客が滞留する影響が出た。