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沖縄近海で米軍が機関砲の訓練か 標的付け嘉手納離陸


沖縄近海で米軍が機関砲の訓練か 標的付け嘉手納離陸 リアジェット36Aに標的をつないだワイヤをつける作業員=10日、米軍嘉手納基地
この記事を書いた人 Avatar photo 金盛 文香

 【中部】米軍嘉手納基地から、航空機や艦船などの機銃掃射訓練の的となる、布製の標的をえい航した、米国の民間会社L―3コミュニケーションズ・アドバンスド・アビエーションの所有機、リアジェット36A1機が10日は午前8時40分ごろと午後1時36分ごろ、12日は午前10時25分ごろと午後3時44分ごろ離陸した。沖縄近海で訓練したとみられる。

取り付けられた標的

 目撃者によるとリアジェット36Aに、長さ500~600メートルのワイヤロープで布製の標的をつなぎ、離陸する様子が確認された。

 訓練後、嘉手納基地内に布製の標的を切り離したが、10日午前の訓練後には嘉手納町沖に切り離したという。

 同機は沖縄近海に展開中の揚陸艦の機関砲訓練に参加したとみられる。

 (金盛文香)