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WBC優勝の地で祝福 マイアミ


WBC優勝の地で祝福 マイアミ 米大リーグ、マーリンズ戦の7回に50号2ランを放ち、観客から祝福されるドジャース・大谷翔平(中央)。メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」に到達した=19日、マイアミ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【マイアミ共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(30)が19日にマイアミで行われたマーリンズ戦で史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した。昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が優勝を決めた球場で記録ずくめの活躍を見せ、一挙に到達。敵地ながらスタンディングオベーションで祝福された。
 大谷が一回に三盗を決めて50盗塁に達すると、関係者が記念の三塁ベースを新しいものと交換した。六回に49号2ランを打つと、球場はどよめきが増して異様な雰囲気に。七回の打席の前には快挙を期待するファンが立ち上がって拍手で迎え、打球がフェンスを越えると大歓声が響いた。
 大谷はダイヤモンドを一周してベンチに戻った後、鳴りやまない喝采を受けて再びグラウンドへ。笑顔で観客席に手を振り「うれしかった」と熱烈な声援を喜んだ。
 プレーオフ進出を決めたドジャースの選手らは試合後、シャンパンで乾杯。大谷もメジャー7年目で初めて美酒を味わった。チームメートは「50―50」を記念したTシャツを着て快挙を祝った。