第11管区海上保安本部は20日、那覇市の那覇クルーズターミナルで海上保安大学校の練習船「いつくしま」を一般公開した。約2100人が来場した。
いつくしまは今年7月に就役した、総トン数5500トン、全長134メートルを誇る海上保安庁最大・最新鋭の練習船。日本一周乗船実習中で、19日に那覇に初入港した。一般公開には多くの家族連れが訪れ、普段は立ち入れない練習船の内部に驚いた様子を見せていた。
城北小学校5年生の山城せれなさん(11)は「旅行で乗るような船とは違って驚いた。船や海の仕事を調べるのも面白そうだと感じた」と語った。一緒に足を運んだ同小3年生の又吉姫衣(めい)さん(9)は「もう少し見たかった。また来てみたい」と笑顔で話した。